ライトトラップがLED化へ。防虫・HACCP対応で衛生管理を強化
2025.09.02

暑さが厳しい季節になると、気になるのが害虫の増加です。そのような害虫対策・防虫対策に効果を発揮するのが、日本カルミックの「ライトトラップ」シリーズです。
これまで、ライトトラップは害虫を誘引する光源として蛍光灯が一般的に採用されてきました。しかし、弊社ではライトトラップシリーズ全製品の光源をいち早くLEDに切り替えました。
この記事では、コスト削減や環境負荷の軽減、HACCPに基づく衛生管理への対応といった、ライトトラップのLED化がもたらすメリットをご紹介します。
これまで、ライトトラップは害虫を誘引する光源として蛍光灯が一般的に採用されてきました。しかし、弊社ではライトトラップシリーズ全製品の光源をいち早くLEDに切り替えました。
この記事では、コスト削減や環境負荷の軽減、HACCPに基づく衛生管理への対応といった、ライトトラップのLED化がもたらすメリットをご紹介します。
ライトトラップシリーズ3製品すべてをLED化

一般的に、ライトトラップで使用される飛翔害虫を誘引する誘虫ランプ(365ナノメートル近辺の紫外線を含むケミカルランプ)には蛍光管タイプが広く採用されています。しかし、一般照明用の蛍光管は、2027年に製造および輸入が禁止される予定であるため(※1)、今後その取り扱いが困難になることが予想されます。
こうした環境の変化に対応するため、日本カルミックのライトトラップはLED仕様へと生まれ変わりました。
※1 出展:環境省(2024)「一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入は2027年までに廃止されます」
こうした環境の変化に対応するため、日本カルミックのライトトラップはLED仕様へと生まれ変わりました。
※1 出展:環境省(2024)「一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入は2027年までに廃止されます」
ライトトラップのLED化がもたらす3つのメリット
1. ランプ交換は3年に1度。コストとメンテナンスの手間を削減
これまで主流であった蛍光管の誘虫ランプは、害虫を誘引できる紫外線の放出量が半年で半減してしまうため(※1)、約半年に1度の交換が必要でした。
一方、LEDの誘虫ランプでは交換頻度が約3年に1度と大幅に減少します。その結果、交換にかかるコストや作業の手間を大幅に削減できます。
一方、LEDの誘虫ランプでは交換頻度が約3年に1度と大幅に減少します。その結果、交換にかかるコストや作業の手間を大幅に削減できます。

2. 廃棄するランプを6分の1に削減。環境負荷の低減にも寄与
LEDは蛍光管と比較して長寿命であり、省エネ性能にも優れています。そのため、廃棄するランプの数を約6分の1に削減可能です。
廃棄ランプの削減は、持続可能な社会の実現に向けた環境負荷の低減にも大きく貢献します。
廃棄ランプの削減は、持続可能な社会の実現に向けた環境負荷の低減にも大きく貢献します。
3. 異物混入リスクを軽減。HACCPに基づく衛生管理にも対応

食品製造現場でライトトラップを蛍光管からLEDに変更することは、衛生管理上の大きなメリットをもたらします。
例えば、蛍光管のようなガラス製ランプを使用する場合、万が一破損するとガラス片が製造中の食品に混入するリスクが発生します。
さらに、食品衛生法の改正により、レストランを含むすべての食品製造現場ではHACCPに基づく衛生管理が義務化されています。
HACCPでは、ガラス片がハザード(人に危害を及ぼす可能性のあるもの)として扱われるため、異物混入を防ぐための照明器具の適切な管理が求められます。
例えば、蛍光管のようなガラス製ランプを使用する場合、万が一破損するとガラス片が製造中の食品に混入するリスクが発生します。
さらに、食品衛生法の改正により、レストランを含むすべての食品製造現場ではHACCPに基づく衛生管理が義務化されています。
HACCPでは、ガラス片がハザード(人に危害を及ぼす可能性のあるもの)として扱われるため、異物混入を防ぐための照明器具の適切な管理が求められます。
防虫モニタリングで、安心・安全な環境作りを

食品工場では、ライトトラップが製造エリアに侵入または施設内部で発生する飛翔害虫を捕獲・監視する役割を担っています。このような活動は「防虫モニタリング」と呼ばれ、近年は駅ビルや商業施設などでも、同様の目的でライトトラップを設置する事例が増えています。
弊社では、定期的に捕獲された害虫の種類や数を分析し、施設ごとの課題に応じた改善提案を行っています。
例えば、ライトトラップに捕獲されたコバエをきっかけに、排水配管の詰まりや破損が判明し、計画的な厨房改修工事を実施した飲食店の事例があります。この場合、詰まりや破損に気付かずに使用を続けていれば、いずれ排水ができなくなり、店舗営業に支障をきたす可能性がありました。しかし早期に異常を発見したことで、営業上のトラブルを未然に防げたのです。このような結果により、飲食店スタッフからも安心感が得られました。
ライトトラップは、目に見えにくい設備の不具合を「見える化」する機器としても役立っています。
日本カルミックでは、ライトトラップの導入だけでなく、害虫駆除や厨房清掃など、衛生管理に関わる各種サービスも提供しています。ライトトラップシリーズのLED化により、コスト削減や環境負荷の低減、HACCPに基づく衛生管理の強化が実現します。
衛生管理のさらなる向上を目指すため、ぜひ新たなライトトラップシリーズをご検討ください。
▼製品ページへ▼
ライトトラップシリーズ
弊社では、定期的に捕獲された害虫の種類や数を分析し、施設ごとの課題に応じた改善提案を行っています。
例えば、ライトトラップに捕獲されたコバエをきっかけに、排水配管の詰まりや破損が判明し、計画的な厨房改修工事を実施した飲食店の事例があります。この場合、詰まりや破損に気付かずに使用を続けていれば、いずれ排水ができなくなり、店舗営業に支障をきたす可能性がありました。しかし早期に異常を発見したことで、営業上のトラブルを未然に防げたのです。このような結果により、飲食店スタッフからも安心感が得られました。
ライトトラップは、目に見えにくい設備の不具合を「見える化」する機器としても役立っています。
日本カルミックでは、ライトトラップの導入だけでなく、害虫駆除や厨房清掃など、衛生管理に関わる各種サービスも提供しています。ライトトラップシリーズのLED化により、コスト削減や環境負荷の低減、HACCPに基づく衛生管理の強化が実現します。
衛生管理のさらなる向上を目指すため、ぜひ新たなライトトラップシリーズをご検討ください。
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ライトトラップシリーズ
レンタル商品を
30日間
無料でお試しいただけます
実際にお使いいただいて効果を実感いただくために、日本カルミックでは全てのレンタル商品を30日間無料でお試しいただけます。もちろん、お届け、設置工事から回収まで全て無料です。まずはお気軽にご相談ください。
また、新規のお客様に対し、施設ごとの環境調査を無料で実施しています。トイレ・室内における適切な対策方法が分からない、細菌有無を調査したい方におすすめです。