サステナビリティ経営のための取り組み
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私達の行動規範(日本カルミック倫理綱領)
日本カルミック株式会社は、2007年6月1日に制定した「コンプライアンスマニュアル」の「日本カルミック倫理綱領」に基づき、社会的責任を果たすべく努めてまいります。
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安全で高品質の製品・サービスの提供
私達は、「より高い品質の製品及び技術とサービスを提案し、お客様に衛生的で快適な環境空間を提供する」との企業理念のもと、安全で高品質の製品・サービスを開発し、顧客に提供します。
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フェアで透明な企業活動
私達は、市場における自由な競争を尊び、法令と社会倫理にもとづくフェアで透明な企業活動を行います。
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企業情報の適時適切な提供
私達は、顧客、株主、投資家等のステークホルダー(利害関係者)に対し、適時適切に企業情報を開示します。
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社員の安全と健康の担保
私達は、職場における社員の安全と健康の確保、快適な職場の形成に努めます。
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社員の人格・人権の尊重
豊かな職場環境の実現私達は、社員一人ひとりの人格・人権を尊重するとともに、ゆとりある豊かな職場環境の実現に努めます。
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反社会勢力への利益の無供与
私達は、社会の秩序や企業の健全な活動に脅威を与える反社会的勢力に対して、毅然とした態度を取り、決して経済的利益を供与しません。
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環境の保全
私達は、環境問題の重要性を認識し、サービス・生産・研究開発に当たり資源の有効活用と環境の保全に努めます。
持続可能性に対する考え方

日本カルミックは、変化の激しい環境に対し、常に挑戦しながら適応を続け、「水と空気」のように社会にとって必要不可欠な存在であり続けることを目指しています。
この精神のもと、まだ「公害」という言葉が真新しかった1960年代から現在に至るまで、環境問題をはじめとした社会的背景に起因するニーズをいち早く捉え、日本のトイレ環境をより良くするために邁進してまいりました。
一方で、現在地球は未だかつてない程の多様な危機に直面しています。
環境破壊による水・大気・土壌の汚染、生物多様性の喪失、人口の急増に伴う食糧や資源不足、先進国での少子高齢化、グローバル化に伴う感染症の拡大、紛争問題、大規模な自然災害など、世界規模で解決すべき課題は山積みです。
このような時代を生きる企業として、自然環境との共存を最優先に考えながら、社会の発展を目指す姿勢は不可避です。
世界中で自然環境と社会発展の共存の必要性が高まる中、当社は、創業より育んできた「社会が必要としているものをいち早く察知し、応える姿勢」を大切にしながら事業活動を推進しています。
2022年度に「サステナビリティ経営」として、当社が取り組むべきことの明確化を開始しました。フォーカスする取り組みとして掲げた目標の実現を進めた一方で、更に大きなインパクトを生み出すためには、多くの課題が残っています。
これらの課題を解決するため、組織内のコミュニケーションを強化しつつ、2023年度には、「人材育成制度の確立」「廃棄物の3Rの促進」をフォーカスする取り組みとし、環境負荷の低減および従業員のモチベーション向上を促進する体制づくりを進めて参ります。
今後も、日本カルミックができること、やらなければならないことの視野を拡大しながら、その実現に向けて真摯に取り組み、サステナビリティに対する活動の精度を高めていく所存です。
2023年5月
日本カルミック株式会社
代表取締役
2023年度にフォーカスする取り組み
人に関する取り組み
従業員の評価体系を見直し、より客観性の高い指標を用いた評価を実現することで、サービス品質の向上に務めます。
目標(人材評価軸の強化)
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お客様の施設でメンテナンス作業を行う従業員の人材育成制度の一環として、専門技術の習得段階をより細分化できるよう、スキルマップを見直します。これによりメンテナンス品質および従業員のモチベーションの向上を実現します。
2023年度実績
年度末に評価し掲載いたします。
環境に関する取り組み
レンタルサービスを通じて排出される廃棄物の発生量を削減すると共に、その処分におけるリユース・リサイクル率を上げます。
目標(乾電池廃棄の削減)
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レンタルビジネスで発生する乾電池の廃棄量の削減に向けた取り組みを昨年度より開始いたしましたが、本年度は更に電池の種類の変更や使用方法の改善により具体的に削減を進めていきます。
2023年度実績
年度末に評価し掲載いたします。
目標(石鹸液の再利用)
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レンタルビジネスの中で発生する石鹼液の廃棄分について、排水槽等の清掃用洗剤として再利用する取り組みを開始します。廃棄予定の資源を再活用することで、資源効率性の向上を目指します。
2023年度実績
年度末に評価し掲載いたします。
目標(フィルムのリサイクル)
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製品が入ったダンボールに使用する荷崩れ防止用フィルムに関して、下記の取り組みを開始します。
(1)廃フィルム含有率50%の再生フィルムを使用
(2)使用済フィルムをマテリアルリサイクル
【参考値】
本取り組みにより、年間約3トン発生していたフィルム廃棄量が実質ゼロとなります。
2023年度実績
年度末に評価し掲載いたします。
目標(梱包資材廃棄の削減)
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作業時に使用するダンボールの代替として、オリジナルのリターナブルボックスを利用する取り組みを開始します。
これによりダンボール・テープ・緩衝材等の梱包資材の廃棄量を削減します。
2023年度実績
年度末に評価し掲載いたします。

「SDGs」とは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。2015年9月の国連サミットで採択され、国連に加盟する193か国が2030年までに達成すべき17の目標から構成されています。
社会課題に対する取り組みの歴史
1960〜1979年
リユースを基本とするレンタルモデルのビジネスを創造。
社会の快適と衛生のために、トイレ環境の改善に取り組みはじめた。 その第一弾として、後のサニタイザーの前身となる、「カルミックエアーユニークサービス」を開始。
新たに「給排水設備洗浄サービス」及び「メンテナンスサービス」をスタートし、トイレ環境の多角的な改善を図る。
社会情勢
1980〜1999年
女性トイレの生理時の衛生ニーズに対応するため、「サニタリーディスポーザルサービス」を開始。女性の隠れた不満を解消した。
高まる食品の安全ニーズを背景に、「ライトトラップサービス」と「PCOサービス」を開始。
社会情勢
2000〜2009年
女性の心理負担を更に解消するため、タッチレスタイプのサニタリーボックス「サニッコ」を自社開発。
環境マネジメントシステムISO14001取得開始(以後毎年更新)
品質マネジメントシステムISO9001取得開始(以後毎年更新)
All樹脂製で、リサイクルを容易にした「シートクリーナー」を自社開発。
人間工学に基づいた、だれでも使いやすい製品設計を実現した。
サニッコサービスの中で発生した使用済み生理用品の固形燃料化を実施。
子育て中のおむつの扱いに纏わる不快感・不衛生を解消する「ディディ―パック」を自社開発。
使用済み生理用品を燃料として燃やす熱で電力を作り、結果的にCO2を削減する、サーマルリサイクルの取り組みを開始。
社会情勢
2010年〜2019年
乳がん啓発活動として、サニッコの売上の一部をNPO法人へ寄付。
月経困難症及び子宮内膜症啓発活動として、サニッコのステッカーを通じて婦人科受診を呼びかけ。
ユニ・チャーム㈱、㈱サンリオのハローキティと協業し、小~中学校へ向けた、初経教育セットの無償配付の取り組みを開始。
企画を通じて、自分の心と身体を大切にするメッセージを発信。
社会情勢
2020年〜
急増するコロナ感染に対応するため、「除菌シールサービス」「サニフェースサニタイザーサービス」を開始」
アクティブシニアの外出促進や、介護現場での職員負担の軽減に寄与できる、「ディディーパック Plus」を自社開発。
金属/プラスチックを多く使用する製品を廃棄する際、ケミカル/マテリアルリサイクルを行い、埋め立て処分量を削減する仕組みを確立。
男子トイレのマイナートラブル解決にむけ、サニタリーボックスの設置を拡大。
社会情勢