レンタル製品導入事例～お客様の衛生対策ご紹介～

「また来たい」と「ずっと働きたい」が集まる、まちのひろば―――monaka

2025.05.30

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事例紹介
「また来たい」と「ずっと働きたい」が集まる、まちのひろば―――monaka

日本カルミック製品をご利用いただく施設や企業の衛生対策を紹介する本企画。
今回は、岩手県盛岡市の複合商業施設「monaka（モナカ）」を訪問し、株式会社モナカ管理・運営部の東海林千秋さんにお話を伺いました。

（写真提供：monaka）

岩手県盛岡市の複合商業施設 monaka
https://monaka-morioka.com/

週末には1万人以上が集う市民の“ひろば”

monakaは、盛岡市の中心部に2024年7月にオープンした地域密着型の複合商業施設です。
この場所は、かつて市いちが開かれ、人々でにぎわっていた歴史あるエリア。今もなお、市民の暮らしの中心として息づいています。
地元食材やお惣菜が並ぶ1階のマルシェをはじめ、2階には飲食店や美容室、3階には学習塾やクリニックなどが入っており、週末には1万人以上が訪れる“まちのにぎわいの場”となっています。

（写真提供：monaka）

東海林さん: 「“monaka”という名前には、『も』りおかのまん『なか』という意味が込められています。そして、“盛岡らしさ“のまんなかにあったらいいな、という想いも込めています。ふらっと立ち寄って誰かとおしゃべりをしたり、お弁当を買って座って食べたりできる、“まちの中の広場”のような存在を目指しています。館内に座ってくつろげるスペースをたくさん作ったのもその理由から。“ここに来ればホッとする”、そんな安心感のある場所にしたいですね」

館内には至るところにくつろぎスペースが

「人が集まるところには快適なトイレが絶対必要」――トイレに込めた想い

monakaの設計段階から大切にされてきたのが、トイレ環境の整備です。

東海林さん: 「設計の初期段階から、初代社長が『人が集まるところには快適なトイレが絶対必要』と繰り返し話をしていたのが、今でも印象に残っています」

かつては専門学校で「街づくり」をテーマにした授業を行っていたという東海林さん

こうした想いから、日本カルミックの製品導入が実現し、今ではあらゆる世代が安心して使えるトイレ環境が整えられています。

1階トイレ　通路は広々としていてベビーカーや車いすでも通りやすい

１階トイレ個室内　「シートクリーナー（便座用クリーナー）」と「サニッコ（サニタリーボックス）」

小便器には「デュアルサニタイザーMK77（便器洗浄機）」、トイレ空間には「エアーフレッシュナー（消臭芳香器）」

ベビールームには「ディディーパックBaby（おむつ容器）」と「エアーサニタイザーPlus（空気衛生機）」

東海林さん: 「特におむつの処理については“持ち帰るのが当たり前”という時代から、”外出先で捨てられる”という時代になったという話に、私も深く共感しました。私自身、子育て中は“どこでおむつを替えられるか”で外出先が限られていた経験があるため、子育て中の方が安心して使えるトイレ環境の大切さは身にしみています。また最近はご高齢の方のおむつや尿取りパッドの処理に関しても、お客さまからお声をいただき、おむつやサニタリーの問題はもはや全世代に共通する課題だと実感しています」

日々の業務を支える環境整備が、職場の定着率にもつながる

monakaでは、清掃スタッフを含めて約500人の従業員が日々施設を支えています。その中で大切にしているのが、働きやすい環境づくりです。特にトイレの快適さは、従業員にとっても毎日気持ちよく働くうえで欠かせない要素です。
近年は清掃業界でも人手不足が深刻化しており、「人が集まらない」「定着しない」といった課題を抱える施設も少なくありません。だからこそ、安心して長く働ける環境を整えることがますます重要になっています。

従業員用トイレにも、日本カルミック製品を導入

東海林さん: 「他の施設で働いていた清掃スタッフから“monakaは掃除がしやすい”という声を聞きます。日本カルミック製品のおかげで、生理用品や赤ちゃんのおむつも清潔に処理でき、清掃スタッフにとっても安心感があります」

日々の業務を支える環境整備が、職場の定着率にもつながっている

また、自然な香りで空間を整える『エアーフレッシュナー（消臭芳香器）』は、食品フロアで働くスタッフからも高評価を得ています。特にニオイ移りを気にせず働ける環境が整備されていることは、従業員にとって大きな安心感につながっています。
このように、清掃のしやすさと快適な環境が両立された空間は、働く人の心理的な負担を減らし、職場の定着率やモチベーションの維持にもつながっています。

「来たい」と「働きたい」を支える場所に

monakaが目指すのは、お客さまにも、ここで働く人にも「心地よく過ごせる」と感じてもらえる場所であること。その中でも快適で衛生的なトイレ環境は、毎日の暮らしの安心感や過ごしやすさを、静かに、そして確かに支えています。

東海林さん: 「近くには多くの病院があり、monakaにもクリニックがあることから、ご年配の方や持病をお持ちの方も多くご来店されます。だからこそ、誰にとっても使いやすく、安心できるトイレがあることはとても大切です。トイレの出入り口に扉を設けず、タッチレスで入りやすいように設計されていますが、扉がなくても日本カルミックの製品のおかげでニオイが出ることもなく快適に利用できると好評です」

子育て中の方、ご高齢の方、さらに従業員を含めたすべての人が安心して利用できるトイレづくりは、施設運営における重要な視点です。monakaは、これからも地域と人をつなぎ、「また来たい」「ずっと働きたい」と思われる“まちのひろば”であり続けることを目指しています。